オフショア 第二号

エッセイ、論考、批評、ノンフィクション、インタビュー、小説、戯曲、短歌、詩など、言葉を用いた文芸作品で、じっくり腰を据えて“アジアを読む”文芸誌です。
確かにアジアのことを書いているのだけれど、冒頭の後藤哲也さんインタビューからすでに、アジアでまとまらない、まとめない号になっています。
創刊号よりページが増えました。

■後藤哲也インタビュー「グローバル時代における韓国・東アジアのグラフィックデザイン――かすかに残る匂いや誤訳」 聞き手:山本 佳奈子
■批評「すれ違いながら、手をつなぐ ――「シルクロード ・サンドストーム」をめぐる女同士の関係」依田 那美紀 
■聞き書き「火鍋屋の大門さん」檀上 遼
■エッセイ「どうして私はチベットのお寺で泣いてしまったんですか――京都を照明具に考える伝統と信仰」昔南京にいた女
■エッセイ「時間が龐麦郎への答えである」顔 峻
――解説――「音楽は農民工・龐麦郎を救えるか」山本 佳奈子
■エッセイ「香港情景――子育てする移民:元駐在員の香港生活記」渡邊 順祐
■論考 連載第二回「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―一九九〇年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として――民主化の土台をつくった「党外雑誌」」和田 敬
■エッセイ「マオイストの村、そこで暮らす父」石田 みどり

188×128mm、192ページ、ペーパーバック、モノクロ、2023年。

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販売価格 1,870円(税込)
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