「台湾書店 百年の物語 書店から見える台湾」

2016年刊行の「台湾書店歴史漫歩」の日本語版。日本統治時代から独立を経て2000年代まで台湾のダイナミックな社会の変遷の中で、生まれては消えるいくつもの書店を時代を追いながら書き留めた本。地名や当時の街の様子とあわせて描写される各々の書店の物語は、台湾好きには読み物としても魅力たっぷり。
編著:台灣独立書店文化協會、翻訳:フォルモサ書院(郭雅暉・永井一広)

【目次】
第一篇 日本統治時代の書店
一、近代的書店の黎明期
 新高堂 瑞成書局 蘭記書局
二、文化協会時代(一九二〇年代)
 文化書局、国際書局 中央書局 興文齋
三、飛躍する時代の書店(一九三〇年代)
 鴻儒堂 大陸書店 日光堂(三民書局)

第二編 言論統制の時代
一、百万民族の大移動の哀歌(一九四〇年代)
 世界書局、商務印書館、正中書局、中華書局 大同書局 牯嶺街の露店古本屋
二、ゆっくり歩き出す時代(一九五〇年代)
 三民書局 南方書局 周夢蝶の露店
三、海賊版王国となってしまった時代(一九六〇年代)
 敦煌書局 文星書店 長榮書局(志文出版社)

第三篇 書籍業界が飛躍する時代
一、書籍業界の盛んな年代(一九七〇年代)
 遠景出版社(飛頁書餐廳) 南天書局 書林書店
二、百花繚乱の日々(一九七〇年代)
 重慶南路の書店街 山民書局(豐原三民書局) 光華商場の古本屋
三、消費時代の到来(一九八〇年代〜)
 金石堂文化廣場とその他のチェーン店 誠品書店 瓊林書苑、古今集成、讀書人文化廣場、田納西書店

第四篇 独立の声
一、独立書店の芽生え(一九八〇年代)
 唐山書店 明目書社、結構群 水木書苑
二、自分の声を上げる時代(一九九〇年代)
 女書店 晶晶書庫 洪雅書房
三、台湾に根を下ろす書店たち (一九九〇年代)
 台湾e店、台湾本土文化書店 春成書店 天母書廬

第五篇 書店における転換期
一、インターネット時代の到来(二〇〇〇年代)
 舊香居 草祭二手書店 時光二手書店
二、独立書店の新生(二〇〇〇年代)
 小小書房 有河book 凱風卡瑪兒童書店
三、捨てられぬ理想(二〇〇〇年代)
 東海書苑 闊葉林書店 「草葉集」から「註書店」

210×135mm、256ページ、モノクロ、ペーパーバック、2022年。

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販売価格 2,420円(税込)
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